【映画レビュー】シュガーラッシュ
こんばんは。うみほたるです。
本日は『シュガーラッシュ』について、色々語っていきたいと思います。
というのも、先日『シュガーラッシュ・オンライン』を観たのですが、一緒に映画を観るはずだった妻が前作を観ていないということで急遽『シュガーラッシュ』から観ることにしました。
僕が『シュガーラッシュ』を観たのは随分前ですが、非常に印象に残っている作品なので、是非みなさんにもオススメしたいです。それではあらすじから。
【あらすじ】
レトロゲーム「Fix-It-Felix」の悪役・ラルフは人気者のヒーロー・フェリックスに羨望の眼差しを送る日々を過ごしていた。「ゲームでは悪役だが自分もヒーローになりたい」と思うが、何をやってもうまくいかない。「ヒーローならメダルの一つも取ってこい」そう言われたラルフは別のゲームに潜りこみ、メダル獲得に成功するも、サイ・バグと呼ばれるモンスターに襲われ、レースゲーム「シュガーラッシュ」の世界に迷い込む。
一方、「シュガーラッシュ」の世界ではプログラム上の不具合を抱えた少女・ヴァネロペがレースに出してもらえないことに不満を抱えていた。
ラルフはヴァネロペに協力し、彼女のレース出場を後押しするが、ひょんなことから国王・キャンディから彼女がレースに出られない真の理由を聞かされる。
【レビュー】
ラルフは欧米では有名なゲームキャラクターなのかと思いきや、どうやらこの映画オリジナルの架空のゲームキャラのようです。他にもクッパ、ザンギエフ、ベガ(なぜかストリートファイターから2人)といった日本でもお馴染みの悪役キャラが登場しています。
主人公であるラルフは不器用ながらも人に好かれたい一心で努力する、とても応援したくなるキャラクターです。「映画版ジャイアン」みたいなイメージでしょうか。
もう一人の主人公・ヴァネロペは小生意気なところが可愛い現代っ子という感じ。本作はヴァネロペが抱える不具合に関する大きな秘密がテーマの一つになっています。
悪役が正義や愛に目覚め、善行に走ることを俗に「光落ち」(闇落ちの反対ということでしょう)というそうです。代表的なキャラだと、ドラゴンボールのベジータ、幽遊白書の飛影、スラムダンクの三井寿なんかがそれに該当します。こういうキャラってなんだか応援したくなりませんか?
ラルフは少し違いますが、これに近いものを感じます。そしてヴァネロペは迫害される反骨精神バリバリのヒロイン。同じく応援したくなる要素盛り盛りです。
素直に主人公を応援できる、そしてラストには驚きの展開と爽快な結末が。映画としてこんなにも純粋に楽しめる作品もなかなかないと思います。観ていない人は要チェックです。
さて、今回は『シュガーラッシュ・オンライン』の前振りとして、『シュガーラッシュ』の紹介をしてみました。『シュガーラッシュ・オンライン』のレビューについても後日書きたいと思います。
それでは次の記事で。