ポケモンニックネーム図鑑

ポケモンが大好きです。ニックネーム記事書いてます。色違い厳選も頑張ります。

【映画レビュー】ヒメアノ~ル

 こんばんは。うみほたるです。

本日の映画レビューはこちら↓↓↓ 

ヒメアノ~ル 豪華版 [Blu-ray]

ヒメアノ~ル 豪華版 [Blu-ray]

 

『ヒメアノ~ル』です。

 作品を観終わってから知ったのですが、古谷実さん原作の漫画がオリジナルだそうです。なるほど。という感じです。

 

本日の目次

 

あらすじ

清掃会社でアルバイトをする冴えない男・岡田は、職場の先輩・安藤が惚れたカフェ店員・ユカと近づくための手助けをさせられるが、逆にユカから告白されてしまう。

安藤に秘密のまま、交際を始めた二人。一方、ユカを付け狙う男・森田。彼はかつて岡田と高校の同級生だった。

森田、岡田と同級生であった元いじめられっ子の和草は、「ある秘密」を基に岡田からたびたび金銭を要求され、事情を知った和草の婚約者・久美子とともに、森田の殺害を試みるも、反撃にあい二人とも殺されてしまう。証拠隠滅のため、自宅であるアパートを全焼させる。

たがが外れた森田はその後も複数人を殺害。やがて矛先はユカと交際している岡田に向かう。

 

レビュー

いわゆる"サイコパス"である森田の行動を追った緊迫したシーンと岡田とユカを中心とした日常パートのギャップが激しい映画です。

物語は退屈な日常と将来への不安を感じる岡田の視点から始まるため、そこからの落差が非常に激しいです。個人的にはこういう日常の中に非日常を混ぜてくるタイプの作品は緊迫感と脱力感のバランスがよくて好きですね。

 

森田の行動は『いぬやしき』の獅子神を思い出させます。たぶんわかる人にはわかると思います。不快指数が非常に高いです。

グロテスクな描写はほとんどないのですが、血なまぐさい描写は多々あるので苦手な方は注意した方がいいかもしれません。

 

森田役は森田剛ということで、ちょっとギャグみたいな配役になっているのですが、森田剛サイコパスが似合います(笑)

昔、『ランチの女王』というドラマで、主人公の元カレの暴力男を演じていましたが、それを思い出しました。

ただ、Wikiによれば、森田剛単独主演作品とのことですが、これには違和感があります。視聴者からは明らかに岡田視点で進む物語に見えるためです。岡田役の濱田岳もいい味出していました。

 

関連・類似作品

関連作品を挙げると少しネタバレになってしまいそうですが、いくつか本作と雰囲気が似てる作品を挙げてみました。

ヒミズ

本作と同じく古谷実原作。ただし、映画版は園子温監督の影響を多分に受けているのでそちらの印象の方が強いです。

ヒミズ

ヒミズ

 

隣人13号

これまた漫画原作。小栗旬中村獅童が二重人格の青年の各人格を演じています。

隣人13号

隣人13号

 

殺し屋1

またまた漫画原作。元いじめられっ子の殺し屋「イチ」を描いたバイオレンスアクション映画。

暴力的な描写でR-18指定となった初の映画だそうです。結構閲覧注意の作品。

殺し屋1 特別プレミアム版<初回限定パッケージ> [DVD]
 

 

 

それでは次の記事で。

【映画レビュー】チワワちゃん

こんばんは。うみほたるです。

本日の映画レビューの作品はこちら↓↓↓

チワワちゃん

チワワちゃん

 

『チワワちゃん』です。

「ん?犬の映画かな?」

それにしてはパリピ臭丸出しの男女がパッケージを飾っていますね。なんにせよ、目を引くタイトルだと思います。

 

本作はとあるYouTuberのレビュー動画を見て存在を知り、調べてみると結構評判がいいようなので視聴してみました。

なお、原作は漫画作品のようです。

 

本日の目次

 

あらすじ

東京湾でバラバラ死体が発見された。被害者は千脇良子(20)、看護学校生。

東京のクラブで青春を謳歌していた大学生・ミキは、最初それが自分が知る"チワワちゃん"であることに気づかなかった。

かつて"チワワちゃん"とともに青春の日々を過ごした男女。彼らは"チワワちゃん"の本当の名前もどこの誰なのかも何も知らなかったことに気づく。

ミキは"チワワちゃん"の事件を特集する雑誌記者のインタビューを受けながら、当時の仲間たちに"チワワちゃん"について聞いて回ることで、彼女の正体に少しずつ近づいていく。

 

レビュー

結論から言うと、"チワワちゃん"の正体も"なぜ"彼女が"誰に"殺されたのかもわからないまま物語は終わってしまいます。

ミキ視点で様々な人から話を聞いていくうちに、"チワワちゃん"が「男をとっかえひっかえしていたこと」、「同棲していた男の家を飛び出し、知り合いの家を転々と居候していたこと」、「乱交に興じていたこと」、「借金をしていたらしいこと」、「AVに出演していたこと」などがわかってきます。

劇中で"チワワちゃん"についてはよく思う人も悪く思う人もいますが、総じて彼女は人を惹きつける魅力を持っており、趣味で始めたインスタの写真からモデルとして成功を収めたり、常に輪の中心にいるタイプの女性であることがわかります。

主人公ミキは「趣味で始めたモデルもどきの活動でチワワちゃんに一瞬で追い抜かれた」、「好きだった男をチワワちゃんに取られた」といった点からあまり好意的に思っていないように見えますが、それでも彼女の魅力を認めているあたり、"チワワちゃん"という存在がわかると思います。

 

映画を観終わったとき、本作のよさがよくわからなかった僕は、色々ブログやレビューを見てみましたが、その中でしっくりした表現が「インスタの映像化」というものでした。

 

結果だけ見ると、この作品はパリピグループの派手な生活を追っただけで、何もわからないまま終わった、という感じですが、この作品のメッセージを無理やりにでも解釈してみます。

"チワワちゃん"は現代の魔物であるSNSの化身であると考えることができます。それはインスタでもTwitterでもFacebookでもいいし、このはてなブログでもいいわけですが、お互いSNSを通じてしか存在を知らない仲間というのが現代では誰しもいて当たり前になっているのではないでしょうか。

そうなったとき、「本名も知らない」、「どんな人なのか、その媒体を通してしか知らない」という人物が誕生します。これって正に"チワワちゃん"じゃないですか?

『チワワちゃん』はそんな現代社会を風刺し、警鐘を鳴らす作品…なのかもしれない。

 

例えば、今年6月に元農水省事務次官が息子を殺傷する事件がありました。

その息子はDQ10というオンラインゲームで有名なプレイヤーだったようで、SNSを通じた知り合いから様々な情報がリークされて、被害者ながら人格否定のような非難を浴びていました。

これについても、実際の彼を知る人からは反論したいことは山ほどあるのかもしれないですが、その媒体を通じてしか知らない場合はそう評価される以外にないわけです。

引きこもり長男を10か所以上、刺す 元事務次官「川崎のような事件を起こしたら…」と供述 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

こういうことが現実に起こりうることが、『チワワちゃん』という作品が世に伝えたいメッセージ…なのかもしれない。

 

とまあ、それっぽいことを言ってみましたが、刺さる人には刺さる…のかなぁ?僕にはあまり刺さりませんでした。

 

関連・類似作品

桐島、部活やめるってよ

本人不在の中、彼(桐島)の為人を知る人物たちの視点で物語が進むところが、『チワワちゃん』と共通のものを感じる作品。

桐島、部活やめるってよ
 

ジョゼと虎と魚たち

なぜか僕が本作を観たときに真っ先に思い浮かべた映画。自堕落な若者を描いているからかもしれない。

ジョゼと虎と魚たち [DVD]

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ガール・ネクスト・ドア

欧米の作品で、パリピを描いたものはたくさんあるはずなんですが、思い浮かびませんでした。というわけでこの作品。冴えない学生が元ポルノ女優の隣人とイチャコラする話です。ラストはハートフル。

ガール・ネクスト・ドア [DVD]

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それでは次の記事で。

【映画レビュー】七つの会議(ネタバレあり)

こんばんは。うみほたるです。

 

本日は映画レビュー、作品は『七つの会議』です。9/11にDVD発売、レンタル開始の楽しみに待っていた作品です。 

七つの会議 通常版 [DVD]

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この作品を観れば大多数の人が「ある作品」を思い浮かべると思います。

キャストを見てみると、香川照之及川光博片岡愛之助、岡田浩暉、北大路欣也、、、そう『半沢直樹』ですね。

パッケージの雰囲気も作中の展開も、『半沢直樹』を彷彿とさせるものが多いです。それもそのはず。本作は『半沢直樹』と原作者も監督も同じなのです。

 

※今回の記事はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

 

本日の目次

 

あらすじ

大手メーカー「ゼノックス」の子会社である中堅メーカー「東京建電(TKD)」のぐうたら社員、"居眠り八角(はっかく)"こと八角(やすみ)係長は、営業部長・北川の同期であり、かつては営業成績トップだった男。

そんな彼はなぜか会議で居眠りしていても、繁忙期に有休を申請しても、華の営業第一課に所属し続け、処分されることもなかった。

営業第一課長の坂戸は北川の右腕ともいうべき、営業部期待の星であったが、八角の告発によりパワハラで左遷人事の憂き目にあってしまう。

坂戸の後任となった元営業第二課長の原島は、この裁定に疑問を持ち、八角について調べ始めるが、その後も八角の周りでは不可解なことが起こり続ける。

 

ここからネタバレ!

東京建電は航空機や新幹線用の椅子に使用するネジについて、意図的な強度偽装を行い、コスト削減によるコンペ獲得を行っていた。

それを知った北川と梨田は社長の命で秘密裏に調査を行い、不正の規模やリコールに要する被害総額の試算を行っていた。八角の周りで起きた不自然な左遷等はこの問題を手際よく調査するための手段であった。

 

ついに調査を終えた八角や社長に問題の全貌を公表するよう迫るが、社長はこれを拒否。八角はゼノックスからの出向である副社長の村西と協力し、ゼノックス本体の御前会議と呼ばれる場にこの問題を持ち込み、ゼノックス社長の徳山御前に直談判を試みる。

 

 

レビュー

前述のとおり、『半沢直樹』との共通点がキャスト、ストーリー展開ともに非常に多く、『半沢直樹』好きにはたまらない作品でもあります。かく言う僕もその一人です。

 

八角役を演じるのは狂言師野村萬斎さん。狂言師らしいセリフ回しながら不自然さを感じさせない演技と迫力は流石でした。

わざとかわかりませんが、配役は『半沢直樹』と少しリンクするところがあり、語り部役の原島は裏回しを担当していた及川光博さん、その原島に辛く当たる敵役・北川部長は香川照之さん、エリート街道を走りながら失脚してしまう坂戸は片岡愛之助さん、そして絶対の権力者はご存知北大路欣也さんといった具合です。

 

企業を舞台にしたミステリチックな展開で、これが予想できる人は非常に少ないと思われます。

八角はかつて営業部長としてゼノックスから出向していた現ゼノックス常務・梨田による意図的な強度偽装を指示され、それを拒むがゆえに出世街道から外されてしまいます。

出世街道の道をひた走った北川部長と自分の信念に従った八角。二人が協力して真実を追求し、"黒幕"を追い詰めていく展開は胸躍るものでした。

 

期待していたとおり、いや、それ以上の作品でした。

 

現実の不祥事事件

現実にも本作のような不祥事事件はたびたび起きています。雪印乳業の食中毒事件や、三菱自動車工業リコール隠しなんかは記憶にある人も多いと思います。ちなみに後者は本作と同じく池井戸潤原作で『空飛ぶタイヤ』が映画化もされています。

空飛ぶタイヤ

空飛ぶタイヤ

 

僕が実際に少し仕事上の関係で記憶にある事件では、ショーボンド建設の落橋防止装置の溶接不良問題があります。

この問題は匿名の内通者と思われる人物から近畿地方整備局に通報があったことにより発覚し、調査の結果、溶接過程に意図的と思われる抜け漏れがあったことが判明したものです。

多くの利用者の生命にかかわり得る問題であることや発覚の仕方が本作と似ていますよね。僕はこの映画を観て真っ先にこの問題を思い出しました。

https://www.mlit.go.jp/common/001101836.pdf

なお、この問題については、国交省主導のもとで徹底的な調査と対策が完了していますので、心配する必要はありません。

 

参考:落橋防止装置って?

落橋防止装置とは、読んで字のごとく、地震等による大きな衝撃を受けた際に橋が落下することを防ぐものです。

一般的な橋梁は上部構造(桁より上)と下部構造に分かれており、剛な一体構造とはなっていません。そのため、大きな衝撃を受けると挙動にずれが生じ、下部構造から上部構造が浮き上がる可能性があります。

落橋防止装置には、下の写真のように下部構造同士をワイヤーで連結し、上部構造の移動を下部構造全体で受けるものや、上部構造にかかる慣性力を抑える変位制限装置などの種類があります。

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出典:㈱エスイー http://se-kyoryokozo.jp/pdf/prod05-1.pdf

 

それでは次の記事で。

【映画レビュー】るろうに剣心・伝説の最期編

こんばんは。うみほたるです。

映画るろうに剣心3部作も遂に完結、『るろうに剣心・伝説の最期編』です。

るろうに剣心 伝説の最期編
 

 

2作目『京都大火編』まではかなり原作に即したストーリーでしたが、本作はほぼオリジナルと言っていい内容になっています。

さらに言えば明治政府、特に伊藤博文卿を落とす映画になっていました。

 

前2作のレビューはこちら↓↓↓

au31096.hatenablog.com

au31096.hatenablog.com

 

本日の目次

 

あらすじ

京都大火を囮にした煉獄から海に落ちた剣心が流れ着いた先には師匠・比古清十郎が。比古に助けられた剣心は志々雄に対抗するために飛天御剣流の奥義伝授を請う。

煉獄は東京湾に到達し、東京の街に砲撃。明治政府と交渉の場を持つに至る。伊藤博文内務卿と会談を設けた志々雄は、「国盗りより面白いこと」として「人斬り抜刀斎を斬首刑に処する」ことを要求。志々雄を恐れた政府はこれを承諾し、人斬り抜刀斎捜索が開始される。

奥義を修めた剣心は、東京へ向かう途中、蒼紫と遂に対峙。激闘を制した上で神谷道場を訪れるが、警察の手で捕縛され、観衆のもとで斬首台に立たされる。

 

原作との相違点

先述の通り、ほぼオリジナルストーリーなので、原作と同じところの方が少ないくらいですが、ざっと挙げてみました。

朗報・煉獄活躍!

志々雄の忠臣・方治が全財産の5分の3をつぎ込んだにも関わらず、何もしないまま炸裂弾で即沈んだ煉獄。本作では東京まで無事に到達し、明治政府に圧倒的な圧力をかける大活躍でした。

伊藤博文そんな装備で大丈夫か?

おそらく本作の要である交渉のシーン。伊藤内務卿は前任者が暗殺され、送った討伐隊も悉く全滅というテロリスト相手、しかも首謀者は現時点で日本最強クラスの剣豪、にも関わらずどう見ても勝てない護衛を連れて会談の場に現れます。志々雄の気が変わっていなければあの場で確実に惨殺されていますね。

悲報・十本刀、ほぼ出番なし

2作目で志々雄が招集した十本刀ですが、結局張、宗次郎、安慈、(方治)くらいしか活躍の場はありませんでした。不二らしき男や明らかに宇水と思われる男はいずれも齋藤に瞬殺。他は出てきてすらいない?

奥義はどこへ?

奥義伝承のシーンはカットされた上、蒼紫戦:奥義撃たず、宗次郎戦:奥義撃たず、志々雄戦:最終盤まで奥義撃たず、ということで本気で「あれ?奥義出ずに終わる?」と思いました。最後に撃って技名まで言ってくれてよかった。

悲報・方治ネタキャラ化

原作では方治の演説シーンが好きなのですが、本作では無能さが際立っており、剣心と警察の芝居に騙され、左之助にワンパンされ、といいところがないネタキャラでした。

 

レビュー

全体的に明治政府や伊藤博文批判の気が強い作品でした。

志々雄が伊藤博文に「政府にとって都合の悪いことは何でも闇に葬る」と指摘した際、「それが政治というものだ」と、え?そこ認めちゃうのか。

 

2作目でも思ったことですが、時間の関係でカットしたエピソードに紐づく別のエピソードを無理やり盛り込むのは…。

例えば宗次郎の過去については(時間の都合で)がっつりカットされているのですが、それで「所詮この世は弱肉強食、強ければ生き、弱ければ死ぬ」という志々雄の哲学を妄信する姿はしっくりこないのではないかと。

 

また、前作に続いて蒼紫が唐突感溢れるキャラに。原作と同じく志々雄と利害が一致し、協力する構成でいいと思うのですが、剣心に決闘を挑むまではいいとして、最後の志々雄との闘いに乱入してくるのは「!?」という感じでした。

そもそも志々雄戦は明らかに4対1の構図で戦っているのですが、主人公サイドとしてそれでいいのか?!と思う視聴者も多そうです。

 

左之助の戦闘シーンがほぼ1作目のvs戌亥番神戦の焼き直しであるのも気になりました。「楽しかったぜ!」というセリフや決め技がバックドロップである点も全く同じ。

 

物語の終わりにて、志々雄討伐に成功した剣心たちに対して伊藤卿が「抜刀斎は死んだ!」と高らかに宣言。意図としては「緋村剣心という男を認める」ということだと思いますが、剣心に志々雄討伐を依頼⇒志々雄の要求で剣心を指名手配⇒志々雄討伐中に剣心たちが戦う煉獄に向かって砲撃連発⇒志々雄倒したらよくやった!と一貫してブレブレの姿勢は、アンチ明治政府、アンチ伊藤博文の確かな意思を感じました。

 

3部作を通じて

3部作を観終わっての感想ですが、オリジナルと原作踏襲のバランスが悪い作品でした。オリジナルの展開は僕個人は全然ウェルカムなのですが、中途半端に原作のエピソードをねじ込むので、違和感がすごいことになっていました。

アクション映画として観たら、相当クオリティの高い作品です。「どうやって撮ったんだろう?」と思うシーンもしばしば。

 

映画としての評価は1作目:原作知らない人がアクション時代劇として観るなら十分のクオリティ、2作目:3作目ありきの映画、3作目:う~ん…という感じでした。

 

 

 

ということで3日間連続で実写映画『るろうに剣心』『るろうに剣心・京都大火編』『るろうに剣心・伝説の最期編』をレビューしてみました。

あまり肯定的なことは書いていないのですが、気になった方はチェックしてみてください。

 

それでは次の記事で。

【映画レビュー】るろうに剣心・京都大火編

こんばんは。うみほたるです。

本日は『るろうに剣心・京都大火編』の映画レビューをお送りします。 

るろうに剣心 京都大火編

るろうに剣心 京都大火編

 

 

昨日の『るろうに剣心』映画レビューについても合わせてどうぞ↓↓↓ 

au31096.hatenablog.com

 

本日の目次

 

あらすじ

かつて人斬り抜刀斎の後継者であった男・志々雄真実は、その野心ゆえに鳥羽・伏見の戦い後、味方である維新志士に暗殺され、全身を焼かれながらも生き延びる。復活を遂げた志々雄は国家転覆を狙い、京都で密かに暗躍する。

大久保利通は、剣心に志々雄の暗躍を告げ、その討伐を依頼する。一度は迷った剣心だったが、志々雄一派による大久保卿暗殺や警官大量殺りくを目の当たりにし、薫に別れを告げて京都へ向かう決心をする。

一方、薫と弥彦、左之助はそれぞれ剣心を追い、京都に向かう。

 

原作との相違点

・志々雄編の始まり方

・悲報・尖角不在

・京都大火の現場に剣心、斎藤、左之助、警官隊などがいる

・京都大火の際、薫が誘拐される

・誘拐され追った先に煉獄があり、剣心が単身乗り込む(宇水らしき人物など原作では煉獄にいなかった敵がいる)

左之助が安慈に出会う描写はない

 

レビュー

やはりというか志々雄編です。志々雄編の始まりから煉獄までを描いた第2作。

時間の限られている映画だから仕方ないかもしれませんが、剣心と薫の過ごした日々が原作ほど長く感じられないので、別れを告げるシーンなども「ん?」と思ってしまいました。原作知らずに観ている人は余計にそう思うのではないかと。

物語冒頭で志々雄真実が齋藤一の目の前で警察官を次々に火の海に落としていくシーンは、映画オリジナルながら志々雄の狂気と恐ろしさがわかりやすく表現されていてよかったと思います。全体的に見ても志々雄の殺人狂具合は原作よりだいぶ上がっている気がしますね。

 

そして蒼紫が雑めに登場。なんで蒼紫が剣心を狙っているのか、わかりにくくなってしまっている気がする(ちゃんと観てればわかると思いますが)。ここで蒼紫を出すのであれば、前作の敵も蒼紫でよかったのでは?と思ったのは僕だけではないはず。

 

全3部作の2作目で、1作目は割と映画として完結している感じがありましたが、今回は完全に3作目の前振りでした。評価は3作目を観ないことには下せない、そんな感じですね。

 

悪のカリスマ

志々雄真実は凶悪な思想を持つ殺人狂でありながら、明治政府が欲するほどの参謀能力を持つ方治や宗次郎、由美などに熱狂的に支持される"悪のカリスマ"のイメージが強い人も多いと思います。

本日は、そんな"悪のカリスマ"が登場する映画をピックアップしてみました。

ジョーカー(ダークナイト

たぶん"悪のカリスマ"と検索して一番ヒット数が多いであろうキャラクター。故ヒース・レジャーの演じたジョーカーが好きな人も多いでしょう。

よく勘違いしている人がいますが、"ダークナイト"はジョーカーを指す言葉ではなく、バットマンを指す言葉(正義のヒーローではなく、闇の一面を持つ騎士という意)です。

ダークナイト (字幕版)
 

カイザー・ソゼ(ユージュアル・サスぺクツ)

伝説のマフィアの正体を、マフィアの構成員の取り調べを通じて探る作品。カイザー・ソゼはその伝説の男です。正体が知りたい人は是非本作を観てみましょう。

ちなみに"アメリカン・スナイパー"にもカイザー・ソゼという言葉が出てきたので映画好きならにやりとするシーンだったと思います。

ハンニバル・レクター羊たちの沈黙

凶悪な犯罪者に助言を求め、捜査に活用するというシーンの元になったであろう(さらに先例があればすみません)作品・『羊たちの沈黙』に登場する精神科医カニバリスト

ハンニバルシリーズと呼ばれる続編もオススメです。

ハンニバル (吹替版)

ハンニバル (吹替版)

 
レッド・ドラゴン (字幕版)

レッド・ドラゴン (字幕版)

 

タイラー・ダーデンファイト・クラブ

夜な夜な地下室で殴り合いの喧嘩を行うファイト・クラブ、その主催者であるタイラー。最初はただの殴り合いクラブだったのが、次第に過激な犯罪に発展していく。

ブラッド・ピットのカッコよさありきですが、"カリスマ"という言葉が似あうキャラクター。映画も初見では全く予想もつかない展開でオススメです。

 

以上、近々第3作目のレビューも記事にできればと思っています。

それでは次の記事で。

【映画レビュー】るろうに剣心

こんばんは。うみほたるです。

本日は映画レビュー、タイトルはこちら↓↓↓

るろうに剣心

るろうに剣心

 

るろうに剣心』です。

なぜ今・・・?

特に理由はないですね。嫁が観たいといったからです。今るろうに剣心の北海道編を読んでいるらしくそれで観たくなったみたいです。

 

僕は小学校の頃からつい数年前まで少年ジャンプを欠かさず読んでいた生粋のジャンプっこで、るろうに剣心(北海道編は除く)の原作は全巻持っていますし、内容もほぼ完ぺきに把握している自信があるくらいには大ファンの作品です。

それだけに原作との違いなんかが妙に気になってしまった感があります。

 

本日の目次

 

あらすじ

幕末の時代、徳川幕府を倒し、維新を成し遂げ戦乱の世を終わらせるべく、弱冠14歳にして人斬り(暗殺者)となった緋村抜刀斎は、明治の世となり緋村剣心として不殺の誓いと逆刃刀を手に流浪の旅を続けていた。

明治11年、神谷活心流道場の師範代・神谷薫と出会った剣心は、同流派の名を語る辻斬り事件の解決を手助けした縁で居候することになる。

ある日、貿易商を営む武田観柳に騙され阿片作りをさせられていた医者の高荷恵は、神谷道場の弟子・明神弥彦の手引きで道場に匿われる。恵を取り戻すべく使いをよこす観柳。剣心は連れ去られた恵奪還のため、喧嘩屋・相楽左之助とともに観柳の屋敷へと向かう。

 

原作との相違点

本作は登場人物や全体の流れは原作と同じなのですが、やはり時間の都合上、エピソードを絞る必要があり、無理やり都合を合わせるために結構ストーリーや設定が変更されています。

本作では偽抜刀斎のエピソードと武田観柳亭のエピソードに絞られていますが、偽抜刀斎の比留間兄弟はカットで左之助とは留置場で知り合います。また、武田観柳は"ブタまんじゅう"こと谷卿とミックスされています。

・弥彦が最初から神谷活心流の門下生

・齋藤一が最初から登場している

・武田観柳が雇う用心棒が御庭番衆ではなく、外印と戌亥番神&刃衛

・弥彦の戦闘参加シーンはほぼない

・飛天御剣流の技はほとんど出てこない

正直御庭番衆については、原作通りのままでよかったのではないかと思います。(続編を観たら余計に)

 

レビュー

さて、一通り原作厨としての意見を述べたうえで、『るろうに剣心』というコンテンツを全く知らない層には普通に楽しめそうな映画だと思います。

ストーリーをギュッと短縮しているので、歴史物としての魅力はだいぶ落ちてしまっている気がしますが、アクション映画としては普通に見ごたえがあります。

飛天御剣流の技は映像で再現するとCG丸出しになってしまうのを嫌ったのか、ほぼ出てきませんでした。まあ賢明な判断のような気がします。

原作ではもう一人の主人公というくらいの扱いである弥彦について、かなり軽い扱いになっていました。時間の制約で仕方ないのかもしれませんが。

また、武田観柳亭では御庭番衆の「あのシーン」が好きな人も多いと思うのですが、それがなかったのは結構残念です。

 

続編

本作には続編があり、『京都大火編』、『伝説の最期編』と続きます。今のところ、2作目の『京都大火編』までは観ましたので、順にレビュー上げていきたいと思います。

るろうに剣心 京都大火編

るろうに剣心 京都大火編

 
るろうに剣心 伝説の最期編
 

 

関連・類似作品

今回は少年ジャンプで連載されていた漫画作品の実写映画化を特集してみたいと思います。あまり観てないので薄っぺらい内容になるかもしれませんが、ご容赦ください。

デスノート

おそらくジャンプ漫画の実写化では最も成功した作品。原作を超えたとも言われるラスト。ハマり役の主人公2人。続編はいまいちです。

DEATH NOTE デスノート

DEATH NOTE デスノート

 

バクマン

デスノートの作者コンビが手掛けた漫画家の実情(?)を描いたような作品。かなり長い原作を2時間にまとめているので端折りまくりですが、結構面白いです。

同じ小畑作品だと僕の好きな『ヒカルの碁』は実写化されないのでしょうかね?

バクマン。

バクマン。

 

斉木楠雄のΨ難

超能力者斉木楠雄と個性的なクラスメイトを描いたギャグ漫画。話はくだらないので、気楽に見られます。1000年こと橋本環奈の照橋心美役にも注目。

斉木楠雄のΨ難

斉木楠雄のΨ難

 

 

挙げてみると思った以上に少なかったです…(笑)

他にも『BLEACH』、『銀魂』、『ドラゴンボール』なども実写化されましたが、いずれも観ていないので、機会があれば観てみたいです。

 

それでは次の記事で。

【ポケモン】ポケモンセンター・ハロウィンキャンペーン

こんばんは。うみほたるです。

みなさんはポケモンセンターって行ったことありますか?ゲーム内の回復する場所じゃないですよ?

現実世界にもポケモンセンターとそれより少し小規模なポケモンストアというのがあって、色々なグッズを販売しています。

我が家は中野区にあるので、池袋にあるメガトーキョーや中央・総武線や丸の内線で簡単に行ける東京駅付近のトーキョーDXなどにたまに行きます。

 

そんなポケモンセンターが9/7からハロウィンキャンペーンを始めています。

www.pokemon.co.jp

 

え!?早くない?

と思った人、いませんか?僕は思いました。

面白そうなキャンペーンなので、東京駅の方のポケセンに行ってみることにしました。(ちなみに昨日9/10の話です)

僕の趣味でもある散歩がてら皇居から東京駅まで歩いて回るのも一つ目的に加えてみました。

 

本日の目次

 

東京散歩

まずは自宅から霞が関駅へ電車で移動し、霞が関駅から皇居に向けて散歩開始!

桜田通りから六本木通りへ。何となく国会議事堂を見せたくなり、そこから警察庁方面へ回り、桜田門から皇居へ。

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皇居はいつも通りたくさんの外国人観光客で賑わっていました。

かなり暑かったですし、今回のメインの目的はここではないので写真を撮ったらさっさと退散。東京駅方面へ歩き始めました。

 

ポケモンセンタートーキョーDX

日本橋高島屋の東館にあるポケモンセンタートーキョーDXへ!

僕がここに来るのは2回目、娘を連れてくるのは初めてです。

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狙いはもちろんハロウィングッズ

ポケモンセンターで一番の狙いはミミッキュのコスプレをしたピカチュウの縫いぐるみ!ハロウィンってことで、娘が被れそうなミミッキュの帽子みたいなものがあったらいいな~ってことで。

www.pokemoncenter-online.com

な、、、ない

ミミッキュコスプレピカチュウは流石目玉商品だけあって、速攻で売り切れてしまったみたいです。。。再入荷は未定とのこと。とほほ…

東京駅には八重洲口側の地下にキャラクターストリートというところがあり、そこにもポケモンストアがあるので、一応覗いてみましたがやはりない。

 

諦めきれず、池袋へ

普段ならここで諦めるのですが、ないとわかると妙に欲しくなってしまい。。。

嫁と娘を家に置いた後再び単身で池袋へ。自宅から池袋のメガトーキョーまで徒歩で往復したので、結構な歩数になりました。

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わかっていた。わかってはいたが、、、

やはり品切れ。。。再入荷はあるはずとのことなので、再入荷を待つことに。

 

本日の戦利品

というわけで大敗北な1日でしたが、本日の戦利品紹介です。

ニョロトノの縫いぐるみ、ドット絵柄のフリクションボールペン、ポチ袋×2。ポチ袋はお年玉用にしようかと。フリクションは見つけると買ってしまいます。(トトロや魔女宅なども持っています)

「なんでニョロトノ?」

最近我が家では嫁と娘がニョロトノに似てるという話で盛り上がっていたので買ってみました。結構愛らしい見た目してますよね。

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ちなみにニョロトノはXY時代に粘った色違いがお気に入りです。

ニックネームも当時流行っていた複合ニックネーム(英語ロムで孵化して日本語ロムで進化させ、英語ロムに戻してつけた)を採用。

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次の戦利品はハロウィン仕様のクリアファイル×3

これ結構可愛くないですか?気に入っております。

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3つ目はセレビィ。なぜかセレビィの縫いぐるみも多数置いてあり、プッシュされていました。裏面はこんな感じ(左)。

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過去の戦利品たち

ポケモンセンターでは過去にも嫁と買い物に行ったことがあります。

いくつか過去の戦利品を紹介したいと思います。

まずは畳コースター。今メインで使っているのはエーフィ&ブラッキーです。カビゴン&ゲンガーは来客用。以前はAロコンとミミッキュを使っていましたが、汚れてしまったので捨ててしまいました。

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同じく食卓系でピカチュウの木皿。来客時くらいしか活躍はしていませんが、デザインが可愛いです。

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縫いぐるみは色違いミミッキュメタモン(べベノム)。特にミミッキュは娘もお気に入りです。

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もう一つの縫いぐるみは雪だるまピカチュウミミッキュアセロラのクッションもよく活躍しています。

ニンフィアのミニタオルは主に外出時の娘の保冷剤包みとして活躍中。

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最後に、娘用に買った雪だるまピカチュウのブランケットです。
シーズンオフなので、奥にしまってあり写真が撮れませんでした。これから冬なので活躍してくれると思います。

ポケモンセンターオリジナル ブランケット あみぐるみピカチュウ

ポケモンセンターオリジナル ブランケット あみぐるみピカチュウ

 

 

さて、本日はポケモンセンター・ハロウィンキャンペーンで大敗北した話でした。今回の教訓はキャンペーン物の人気商品はすぐに買いに行くべし!

みなさんの中でミミッキュコスプレのピカチュウ手に入れた方いませんか?

感想とか教えてくれると嬉しいです。

 

それでは次の記事で。

 

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