ポケモンニックネーム図鑑

ポケモンが大好きです。ニックネーム記事書いてます。色違い厳選も頑張ります。

【ポケモン】お嫁、仲間大会への道③優先度、届かない世界

こんばんは。うみほたるです。

緊急連載「お嫁、仲間大会への道」、第3回目のテーマは"優先度"です。

 

前回の記事をチェックしていない方は是非こちらもどうぞ↓↓↓

au31096.hatenablog.com

 

ポケモンは原則的に素早さの実数値が大きい方が先行で行動(同じの場合は50%の乱数)します。トリックルームという技が使用されるとその関係が5ターンだけ逆転します。

 

しかし、これは優先度が0同士の状態での話です。なんだか「ニュートン力学が成立するのは光速より十分遅いという条件付き」という話に似ていますね。似てないですか。

 

1.優先度とは

全ての技には優先度というものが設定されています。ほとんどの技の優先度は0です。優先度が高い技は素早さに関係なく先制で出すことができます。逆に優先度が低い技は素早さに関係なく後行で出すことになります

代表的なものが先制技と呼ばれるもの。先制技という言葉は聞いたことがあると思います。例えば、優先度+1の技・電光石火は優先度0の技・火炎放射より素早さ関係なく先制することができます。

優先度は+5~-7まで存在します。そんなに細かいところまで覚える必要はないです(というか強いプレイヤーでも全部覚えてる人はほぼいないと思います)。

 

2.先制攻撃技

主な先制攻撃技の優先度、タイプ、物理・特殊の別、警戒すべきポケモンを紹介していきます。

◇優先度+3の技

・猫だまし(ノーマル・物理)※場に出したときのみ成功、確定ひるみガルーラミミロップチャーレムガオガエン

◇優先度+2の技

・神速(ノーマル・物理)※威力80ルカリオカイリューウインディマッスグマ

・フェイント(ノーマル・物理)※非接触カイロスチャーレム

であいがしら(虫・物理)※場に出したときのみ成功、威力90グソクムシャ

◇優先度+1の技

・電光石火(ノーマル・物理):ミミロップカイロス、カプ・コケコ、ハッサムホルード

・氷の礫(氷・物理):マンムーパルシェンドンファンユキノオー

・水手裏剣(水・特殊※連続技ゲッコウガ

アクアジェット(水・物理):水タイプ全般(特にマリルリシザリガーアシレーヌグソクムシャ

・ふいうち(悪・物理)※威力80、相手の攻撃より先制する以外は失敗ガルーラクチートキリキザンニドキンググソクムシャ

マッハパンチ(格闘・物理):キノガッサローブシン

・真空波(格闘・特殊):ルカリオ

バレットパンチ(鋼・物理):ハッサムルカリオチャーレムメタグロス

・影うち(霊・物理):ギルガルドミミッキュゲッコウガ

・アクセルロック(岩・物理):ルガルガン(真昼)

 

見てわかるとおり、先制攻撃技はほとんどが物理技です。水手裏剣と真空波だけは特殊と覚えておきましょう。

とりあえず、太字ポケモンを見たらこれらの技は警戒したいところですね。

 

3.優先度に影響を及ぼす特性

優先度を+1にする特性が3つあります。

いたずらごころ補助技を使用した際に優先度+1にする。補助技というのは攻撃技でない技のことです。みがわりや宿り木の種、挑発、毒毒などが先制技感覚で使える非常に厄介な特性です。ただし、第7世代から悪タイプ相手には無効です。

※化身ボルトロスエルフーンヤミラミレパルダスクレッフィなど

・疾風の翼:HPが満タンのとき、飛行タイプの技を使用した際に優先度+1にする。第6世代まではHPの条件がなく、ファイアローはこの特性で1時代を築きました(先制でブレイブバード、羽休め等が使えた)。

※:ファイアロー

・ヒーリングシフト:回復技を使用した際に優先度+1にする。光合成、フラワーヒール、ドレインキッス、ギガドレイン、宿り木の種が対象。

キュワワー

警戒するのはいたずらごころくらいでいいかと思います。

 

また、優先度+1以上の技を無効にする特性としてビビットボディ、女王の威厳があり、サイコメイカーはサイコフィールドを展開することにより、地面についているポケモンに限り先制技を受けなくなります。 

 

4.その他の高優先度技

シングルバトルで使われる技に限って紹介すると、守る系統(守る、見切り、キングシールド、ニードルガード、トーチカ、こらえる)は全て優先度+4、マジックコートも優先度+4、ファストガードワイドガードは優先度+3です。ワイドガードは連続使用も可能。

つぶらな瞳という相手の攻撃を1段階下げる技が優先度+1ですが、ほとんど見られませんので、補助技はほぼほぼ守る系統と考えてよいでしょう。

 

5.その他の低優先度技

逆に優先度が0より低い後行確定技もあります。先ほど例に挙げた「トリックルーム」の優先度はなんと-7!!いたずらごころの補正が乗っても優先度は-6です。つまりトリックルームを先制で出すには相手もトリックルームをしている状況以外はあり得ないということですね。

他に代表的なものはカウンター・ミラーコート(ともにー5)、ちなみに同系統のメタルバーストは優先度0なので先制すると失敗に終わります。

吠える・吹き飛ばし・ドラゴンテール・巴投げの強制交代技はー6、気合パンチはー3で先にダメージを受けると失敗、同じくー3のくちばしキャノン接触技を受けると相手をやけどにするという面白い技。

 

さて、駆け足で紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

優先度を知っているのと知らないのとでは戦略の幅も勝率も大きく変わってきます。

まずは先制攻撃技だけでもいいので抑えておきましょう。

 

本日のポケモンクイズ!

イバンの実が発動したジバコイルの10万ボルトとハッサムバレットパンチ、先に動くのはどっち?

 

答えは次回の記事で。それでは!

 

※前回のポケモンクイズの答え:

②、④です。ミストフィールドは浮いているポケモンには影響しません。

①のサンダーは浮いていますが、身代わり状態ですので毒毒は効かない、と思いきやすり抜けのポケモンの攻撃なので無効にできません。

②のエアームドは浮いていますが、鋼タイプなので毒毒は無効です。

③のクレセリアは飛行タイプではないですが、特性浮遊により毒毒は無効にできません。

④のウルガモスは…浮いているように見えて実は浮いていません。