神様は緑色

31歳、会社員が綴る趣味丸出しのブログ。

【高速道路に詳しくなろう①】高速道路って税金で作られているの?

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こんばんは。うみほたるです。

今回から"高速道路"というテーマで色々書いていく企画をやりたいと思います。

 

過去の記事で僕が土木技術者である(あった)ということは明かしていましたが、実は高速道路に関係する仕事をしていました。

キャリアの中では国土交通省に出向したりもしていましたので、会社外のより上流のこともある程度はわかっているつもりです。

 

少し検索したところ、高速道路について「走行体験」とか企業が公開しているものブログは見つけたのですが、個人でやっているものはほぼ見当たらなかったので(需要があるかわかりませんが)、書いてみようかと思います。

 

高速道路に関してはよくわからない人代表で妻にいくつか質問を挙げてもらったので、当分はそれらに回答する形で進めていきたいと思っています。

 

予定しているテーマ(今後更新予定です)

・高速道路って税金で作られているの? ← 今回!

・高速道路ってそもそも何?

・高速道路のルートって誰が決めるの?出口はどうやって決まるの?

・ジャンクションって何?インターチェンジとの違いは?

スマートインターチェンジって何?

・サービスエリアって何?パーキングエリアとの違いは?

・サービスエリアの話(儲けは何に使われているの?店は誰が決めてるの?店やトイレが充実しているところとそうでないところがあるのはなぜ?)

・逆走対策の話(どれくらいあるの?どんな対策しているの?)

・猪瀬ポールの話(そもそも猪瀬ポールって何?必要性は?)

・高速道路の料金ってどうやって決まっているの?夜間が安いとか平日休日で料金が違うのはなぜ?

・老朽化対策の話

 

本日の目次

 

高速道路って税金で作られているの?

それでは前置きが長くなりましたが記念すべき第1回のテーマは「高速道路って税金で作られているの?」です。

これ、そう思っている人が結構多いんじゃないかと思っています。

 

一部正解ですが、基本的には違います

本当はこの話をするためには「高速道路って何?」という話やもっと細かい話を色々しなくてはいけないのですが、初回から難しい話をすると引いてしまうと思うので敢えて話を簡単にしています。詳しい人は怒らないでくださいね。

高速道路にはざっくりと①税金で作っている道路と②税金で作っていない道路があります。

は?

と思った人も多いでしょう。少し詳しく説明します。

 

税金で作っていない道路

まず、②の方から話をします。税金で作っていない道路はどのように作るかというと、高速道路を作る人(会社)が金融機関等から借り入れをして(あるいは自己資金で)高速道路を作ります。

じゃあそのお金ってどうやって回収するのか?というとみなさんご存知の高速料金で回収して利息を含めて金融機関等に返済をしています。(正確に言うとすこ~しだけ違いますが、今後解説します。ここではそのように理解して問題ないです。)

つまり、返済原資は高速道路を使う人のお金、要するに利用者のお金で作っているということになります。この考えを利用者負担の原則と言います。

実は比較的有名な道路、例えば東名高速道路東北自動車道中央自動車道名神高速道路、首都高速道路などはほぼ全てこの②のケースに当たります。

 

どのような違いがあるの?

では①と②、つまり税金を使うか使わないかってどのような違いがあるの?ということが気になりますね。

結論を言うと、「国民の生活に絶対に必要な道路」は税金で作られています。一方、「絶対に必要でない道路」すなわち「あると便利な道路」は利用者負担の原則で作られています。

かなり乱暴な説明ですが、基本的な考え方はこういうことです。ちなみに同じ道路でも区間ごとにある区間は①、ある区間は②ということもあります。

じゃあ誰がこの判断をしているのか?というと国、つまり国土交通省が行っています。もちろん政府によって少し考えが異なったりしますけどもね。

 

前述のとおり、かなり話を簡略化しています。本当のところは「そもそも高速道路って何?」ということを理解しないといけないので、次回はその点についてお話ししたいと思います。

 

ということで今回は「高速道路って税金で作られているの?」というテーマについて色々書いてみました。

みんなが必要な道路はみんな(税金)で負担しましょう、そうでない道路は使う人からお金を取って作りましょう、という考え方ということでした。また多くのみなさんが知っている道路は後者の考えによって作られています。

 

何か質問があればコメント等いただければ回答します。

それでは次の記事で。