神様は緑色

31歳、会社員が綴る趣味丸出しのブログ。

【映画レビュー】アメリカン・スナイパー

こんばんは。うみほたるです。

本日も映画レビューです。作品はこちら↓↓↓

クリント・イーストウッド監督作品。『アメリカン・スナイパー』です。

イラク戦争で活躍した実在の米軍狙撃手、クリス・カイルの活躍と苦悩を描いた作品。観終わる瞬間まで実在の人物とは知りませんでした。

最近、スノーデンのレビューで実在の人物シリーズを紹介しましたが、この作品も実在人物シリーズでしたね。

au31096.hatenablog.com

昨日紹介した『死霊館』も一応(?)実在の人物シリーズに該当しますかね?(笑)

au31096.hatenablog.com

 

 

【あらすじ】

弟とロデオで稼ぎながら生活するクリス・カイルは中東のテロ組織・アルカイダによるテロの惨状を目の当たりにし、軍隊への入隊を決意する。

クリスは特殊部隊・シールズに所属し、イラク戦争に派遣されると初任務ながら"スナイパー"として数々の戦果を挙げ、レジェンドと呼ばれるようになる。

しかし、長期化する戦争、負傷・戦死していく仲間にクリスは戦地から帰国している間も戦争のことしか考えられず、PTSDの症状に悩み始める。2人の子どもを育てる妻・タヤは夫の変化を心配し、除隊を促すが聞き入れられることはなかった。

4度目の派兵にして、敵のスナイパー撃破に成功したクリスだったが、これを機に除隊を決意する。

除隊後もPTSDに苦しむが、医師の勧めにより戦争で身体損傷した軍人らと交流する。そして2013年2月2日、悲劇がクリスを襲う。

 

【レビュー】

改めて実在の人物にしては出来すぎな話である。初の実戦でレジェンドと呼ばれる活躍。30過ぎて入隊しているので、ある程度はわかるけどそれでも初の紛争地帯で落ち着き払いすぎている。

 

戦争映画は正直ほとんど観ていない僕ですが(真面目にプライベート・ライアン以来かも)、そんな優秀な兵士でも戦争という特殊な環境で壊れていく描写が克明に描かれている。

クリスが相対するアルカイダは米軍兵士を殺害する映像を敢えて公開するなどして、米軍に対する挑発行為を行ってくるが、物語終盤には何も映っていないテレビに対してもそのような映像をイメージしている姿も。

 

戦争映画って軍隊視点で描かれることが多いですけど、一般ピーポーである僕としては、戦争に巻き込まれる一般人の視点でも見てしまいますね。そういう視点で見ると全ての戦争映画は恐ろしいホラー映画です。

最近、とある国会議員が「戦争で取り返すしかない」とかなんとか言っているらしいですが、本当にやめてほしいですね。

 

また、この作品では圧倒的に有利な状況下にある"スナイパーの視点"で語られる葛藤が描かれている。例えば、一般人と思われる女性とその息子が手榴弾を隠し持つシーンなどは生殺与奪の権利を持つスナイパー側が葛藤する様が描かれる。幼い子どもがロケットランチャーを担ごうとすると「そんなものは捨てろ、クソガキが!」と本当は撃ちたくないスナイパーの魂の叫びが垣間見られる。

 

しかし、スノーデンといい、クリス・カイルといい、ここまで愛国心を持つことは僕にはできないですね。やっぱり我が身や家族が大事に思えてしまいますね。

 

【関連・類似作品】

さて、今回はあまり観ていないと豪語してしまった戦争映画です。戦争映画は娯楽として楽しむ人は少ないと思います。いかに戦争というものが悲惨なものであるか、それを伝えることが戦争映画という非娯楽的な娯楽の役割であると思いますね。

プライベート・ライアン

スティーブン・スピルバーグ監督作品。プライベート(private)という単語には「兵卒」、つまり最下級の軍人、という意味があります。兵卒である軍人・ライアンの視点から語られるノルマンディー上陸作戦におけるドイツ軍との死闘とその悲惨さが描かれています。

 ・この世界の片隅に

第二次世界大戦下の日本で生きる、とある女性とその家族に焦点を当てた作品。戦争の悲惨さがひしひしと伝わってくる名作です。 

この世界の片隅に

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火垂るの墓

この世界の片隅に』と言えば、この作品を連想した人も多いはず。公開当時はとなりのトトロと同時上映だったそうです。それはまたすごい組み合わせですね。

火垂るの墓 [DVD]

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父親たちの星条旗硫黄島からの手紙

本作と同じくクリント・イーストウッド監督作品で、太平洋戦争における硫黄島の戦いを日米両視点から描いた作品。

・永遠の0

第二次世界大戦で戦死した祖父のことを調べる姉弟が、「海軍航空隊一の臆病者」、「何よりも命を惜しむ男」と侮蔑の言葉を並べられる男の生涯を解き明かしていく物語。

 

それでは次の記事で。