【映画レビュー】シュガーラッシュ・オンライン
こんばんは。うみほたるです。
色々寄り道をしていたら随分と日が空いてしまいましたが、今回は『シュガーラッシュ・オンライン』の映画レビューです。
前振りとして前作『シュガーラッシュ』のレビューも書いていますので、こちらも合わせてどうぞ↓↓↓
【あらすじ】
シュガーラッシュから数年後、ヴァネロペはゲーム内のコースに飽き飽きしていた。それを知ったラルフは彼女を楽しませようとコース内に抜け道を用意し、ヴァネロペが面白がって無理なハンドル操作をした結果、アーケード機のハンドルが壊れてしまう。
ハンドルが非常に高価なことから店主はシュガーラッシュを処分するつもりと知ったヴァネロペとラルフは、オンラインの世界(インターネット)にてハンドルを入手するべく奔走する。
勘違いによりオークションで高額な値段でハンドルを落札した彼らはゲーム内でオンラインの世界でお金を稼ぐため、あるレースゲームに挑戦するが・・・。
【レビュー】
前作のテーマが「友情・努力・勝利」という少年ジャンプの三大原則よろしいものだったとすれば、今作のテーマは「成長・変化・旅立ち」といった具合でしょうか。
今回、ヴァネロペが下す決断は少し大人になったものであり、前作の少年ジャンプ的展開に比べると少し捻った少年マガジン的な展開を感じました(意味不明)。
「旅立ち」の部分は「別れ」と表現してもよいかもしれません。観る人によってとらえ方は変わってきそうですが、ある人は「失恋」的なものをイメージするかもしれないし、ある人は「親友との別れ」のようなものをイメージするかもしれません。ちなみに僕は「親離れする子」をイメージしました。
前作は客観的な視点で見る人が多かったのではないかと思うのですが、今作は多くの人がラルフ視点で物語を見てしまうのではないかと思います。成長が喜ばしくも少し寂しいような。そんな気持ちを味わえる作品です。
とはいえ、本シリーズは基本的にはコメディです。今回は特にディズニーシリーズを中心としたお姫様が集合しての「お姫様あるある」のようなトークシーンが非常に面白かったです。
「Do people assume all your problems got solved because a big strong man showed up?(みんなに体の大きくて強い男に助けられていると思われている?)」
「Yes! What is up with that?(うん、ムカつくよね)」
「She is a princess!(ならプリンセスだわ!)」
え?そこなの?(笑)
他にもお姫様たちのあるあるにヴァネロペが突っ込んでいくので、そのシーンだけでも見る価値ありますよ。
それでは次の記事で。