【映画レビュー】スノーデン
こんばんは。うみほたるです。
映画レビュー、今回は『スノーデン』です。
【あらすじ】
エドワード・スノーデンは愛国心溢れるアメリカ人であった。米軍に所属中、過酷な訓練により、両脚を疲労骨折したことで離隊を余儀なくされた後、CIA(中央情報局)に入局。テロ対策のため、情報工学の知識を活かして貢献するべく尽力する。
ジュネーブでの任務中、彼はNSA(国家安全保障局)が過剰なほどの通信傍受、通信監視を全世界的に行っていることを知る。さらに、その目的がテロ防止に通じるものではなかったこと、知りえた情報をもとに要人の周囲の人物を陥れる、要人を酒酔い運転に仕向け、スパイ活動のための交渉に利用するなどの実態を知った彼は次第に疑問を抱き始める。
自らも監視対象になりうることに疑心暗鬼になったスノーデンは、CIAを退職。恋人のリンゼイに危険が及ぶことを恐れていたが、ついにNSAを告発するため、ジャーナリストに接触し、盗み出した機密情報を公開する。
【レビュー】
本作はエドワード・スノーデン氏が2013年に実際に行った告発をもとに彼の米軍離隊から情報暴露、国外亡命までを描いたもの。非常に見ごたえのある内容です。
スノーデンはいわゆる「スパイ」であり、日本でも諜報活動をしていたこと、日本政府に情報収集のため協力を要請したが、違憲として断られたものの、強行したことなども作中で明かされていました。
この映画を観た後にいろいろ調べてみましたが、例えば日本国内でも話題になった特定秘密保護法なんかもNSAが関与しているとのこと。スノーデン氏は結構な親日家のようですが、日本国民の危機感の無さを憂いているようです。
彼が命がけ(覚悟としては恋人や家族の命も含み)で暴露したことが響いていないとなれば当然と言えば当然かもしれませんね。
スパイ故に恋人に話をすることも出来ず、苦悩するスノーデンを励まし、支え続ける恋人のリンゼイがただただいい女。彼らは亡命先のロシアで現在も同棲中のようで、リンゼイのインスタには時々仲睦まじい写真がアップされているみたいです。
今後もスノーデン氏の動向については情報が入るかもしれないので、これを機に注目していきたいと思います。
さて、なんだか薄っぺらいレビューになってしまった気がしますが、それは僕自身があまりスノーデンの警告を真に受けていないからかもしれません。僕が標的になることはないし、困ることもないし、、、と思ってしまいます。
本日のちょいネタは実在の人物をフォーカスした作品です。それではどうぞ。
Facebookの創設者・マーク・ザッカーバーグらのSNS立ち上げとその苦悩を描いたもの。
そのまんま。Apple社の創設者であるスティーブ・ジョブズに関する伝記を基に映画化されたもの。
・ラスベガスをぶっつぶせ
原題は『21』。邦題がダサい映画としても有名。マサチューセッツ工科大学の学生が行った組織的カウンティング事件を題材としている。
・ブレイブハート
スコットランド独立のために戦ったウィリアム・ウォレスの生涯を描いた映画。僕が小学生のころ、初めて観た洋画でもあります。
それでは次の記事で。